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北の大地の南側から

サッカーとフットサルを中心にスポーツの話題を、時には楽しく、時には厳しく記していくブログです。

夏の暑い日にたまにお目にかかれる、幻の郷土料理を作って食べた。

こんにちは! Nishi です。

 

8月に入り暑さの本番っていったところでしょうか。

 

連日暑いです。。。

 

ここ2~3日は30℃近くまで気温が上がり、毎日茹だるような日々を過ごしております。

 

ただ、そんな暑くて鬱なシーズンでも楽しみがあります。

 

僕が住んでいるエリアでは、これが市場にたまに出回ります。

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一発でわかった人はかなりの魚介博士です。

 

この魚は鮮度が非常に早く落ちやすく、また、鮮度が落ちると独特な臭いを発生されるので現地の市場でしか流通されません。

 

そのため専門の漁師さんもほとんどいないので、網に一緒にひっかかったものが流通されます。

 

そうです!

 

もうわかりましたね。

 

その正体は・・・

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 皆さんご存知、水族館のアイドル・マンボウでした。

 

通称 きなんぽ とも言います。(地元ではきなんぽの方がポピュラーです)

 

毎年お盆の時期前後に、たまにスーパーや行商さんに出回ります。

 

地域によっては刺身や天ぷらにして食べる地域もあるみたいですけど、僕の地域は肝といっしょに和える、肝和えが主流です。

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湯引きをして・・・(ご覧のとおり、灰汁がスゴイです)

 

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湯引き後、身を手で割いて食べやすいサイズにします。

 

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肝、味噌、長ネギといっしょに和えて完成です。

 

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食感は鶏肉のささみと似ています。

 

肝和えなんで、お酒飲む人なら酒のツマミにピッタリかと。

 

僕はお酒飲まないので、普通にご飯のおかずとして召し上がります。

 

この時期だからこその一品なんですが、前述のとおり、鮮度が非常に早く落ちやすいので、地元の飲食店などですらなかなかお目にかかれない一品です。

 

されど、道南地方の隠れた名品でもあります。

 

観光などで北海道道南地方に来られた際には、イカやホタテなどの海産物は有名ですが、ダメ元でこのきなんぽも探してみてはいかがでしょうか?

 

 

ご拝読ありがとうございました。